「ブログをはじめたけれど、アクセスが全然伸びない」
「ブログの毎日更新をしているけれど、想像以上にきつい」
「毎日更新したほうがいい」という意見もあれば「してもムダ」という声もあり、どちらが正解なのかとまどっている方もいるでしょう。
この記事では、このような皆さんのモヤモヤにお答えしていきます。
✔この記事の内容
- ブログは毎日更新をすべきなのか
- ブログの毎日更新のメリット・デメリット
- アクセスを伸ばすコツ
ぜひ、この記事を読んで、自分にあったブログ更新のペースを掴み、アクセス数を増やしていきましょう。
【結論】ブログを毎日更新してもアクセス数は伸びない

結論から言うと、ブログを毎日更新さえすればアクセス数が伸びる、というのは幻想です。記事を量産するだけでは、アクセス数は伸びません。
ブログ記事において、一番重要なことは、更新頻度ではなく「記事の質」なのです。
毎日更新を目標にすると、いつの間にか「毎日更新が目的」になってしまいます。これでは、質が悪く、誰の役にも立たない記事を、大量に生み出すことになりかねません。
アクセスがある=ユーザーのニーズを満たしている記事が基本です。ユーザーの求めている記事でない限り、アクセスは集まらないのです。
とはいえ、毎日更新をすることで得られることもあります。毎日更新のメリット・デメリットを理解したうえで、自分にベストな選択をすることが大切です。
ブログを毎日更新する2つのメリット

ブログを始めたてのころは、毎日更新のほうがスキルアップにつながるケースも。以下2つのメリットを参考に、自分にとって毎日更新する価値があるのかを判断しましょう。
- ブログを書くことが習慣化する
- 文章力があがる
それぞれ詳しく解説します。
ブログを書くことが習慣化する
ブログは、継続することが難しいと言われています。書くことに慣れる前に挫折してしまう人も多いのが、ブロガー界の現状です。
しかし、ブログを毎日更新することを自分に課していれば、書くことが習慣化します。
上手くなるためには、まず書くことです。私はブログを始めた頃、文章を書くことに大きな苦手意識がありました。「上手く書かないといけない」という思いが邪魔をしていたのです。内容よりも「毎日更新すること」を目標にして書き続けてみたところ、だんだんと書くことに抵抗がなくなっていきました。
同時に、毎日更新することで必然とWordpressにも毎日触れることになり、操作に慣れていきました。そうするうちに、毎日歯を磨くようにブログ更新が習慣化したのです。
これは、特にブログ初心者にとって、大きなメリットになります。
文章力があがる
毎日、記事を作成することで、必ず文章力はあがっていきます。
スポーツのトレーニングと同じです。毎日の文章力トレーニングのようなものと考えてください。
文章を書くときには、
- 何について記事を書こうか=タイトル
- 何を書こうか=内容
- どういう風に書こうか=表現
自然とこのようなことを考えていませんか?
これこそが文章力トレーニングです。
毎日更新を続けることで以下のような能力が磨かれていきます。
- 何について書くか調べること:リサーチ力
- 何を書こうか考えること:思考の整理力、論理的思考力
- どんな風に書くか考えること:想像力、自己表現力
スキルを身につけたいのであれば、とにかく書くことを毎日続けていきましょう。
ブログを毎日更新する2つのデメリット

毎日更新がブログや自身に及ぼす悪い影響は以下の2つです。
1.記事の質が低下する
2.作業が苦痛になる
では、順番に見ていきましょう。
記事の質が低下する
毎日更新は、限られた時間の中で記事を完成させる必要があります。この短い時間の中で、読者が満足する記事を書くのは、かなり無理が生じるのが現実です。
「毎日更新を決めたんだから、とりあえずアップしておこう」と、低品質な記事が量産されていく。これでは、読者からも、Googleからも評価はされません。サイト全体の評価をさげることにも繋がる可能性もあります。
これでは、ブログを伸ばすために毎日更新をしているはずなのに、逆にサイトにとってマイナスになってしまいます。
作業が苦痛になる
質の良い記事を作成するためにかかる負担は、かなり大きいものになります。
品質のよい記事を書くには、以下のような作業が必要です。
- 徹底的なリサーチ
- タイトルの選定
- 記事の構成を考える
- 文章を書きあげていく
- 画像の選定や作成
- WordPressで記事を整えて、公開する
もしあなたが副業ブロガーであればなおのこと、ブログ記事作成に費やせる時間には、かなり制約があるでしょう。そのような状況下で、この作業を毎日こなさなければならないのです。
睡眠時間を削り、体力的にも消耗するため、苦痛になり、やめてしまうことになりかねません。
挫折してしまうと、ブログで収益化する夢も閉ざされてしまいます。
毎日更新以外でブログのアクセス数を伸ばす5つのコツ

ではアクセス数を伸ばすために重視すべき点は、記事の数ではなく質の高い記事を書くことです。
ここからは、アクセスに繋がる質の高い記事を書くための、5つのコツをお伝えしていきます。
- 読者のニーズに応える記事を書く
- SEOを意識したブログを作る
- 構成を考える
- ブログデザインを考える
- ブログ×SNSを活用する
順番に見ていきましょう。
読者のニーズに応える記事を書く
質の高い記事とは、想定する読者のニーズに応えている記事です。
読者のニーズに応えるために、まず最初に、読者とは誰かを明確にする必要があります。
この「誰」がハッキリしていれば、自ずとニーズが推測でき、記事を書く時にもブレることなく、ニーズに応えた記事を書けるのです。
「誰」を明確にする手順をご紹介します。
まず、書こうとするテーマから想定できる、デモグラとペルソナを設定します。
デモグラフィックのことで、人口統計学的属性です。
- 性別
- 年齢
- 住んでいる地域
- 所得
- 職業
- 学歴
- 家族構成など
価値観や課題や悩みなどを盛り込んだ、その人をより具体的にイメージした人物像
「誰」が具体化し、ハッキリしたところで、その人の価値観に応え、課題・悩みを徹底的に解決することを考えるのです。
例えば、英会話をテーマに記事を書く場合だと以下のようになります。
- 30代
- 女性
- 東京都在住
- 独身
- メーカー勤務
- 年収400万円
ペルソナの特徴 | ペルソナの課題・目標 |
---|---|
①旅行好き | 現地の人と直接コミュニケーションを取れるようになること |
②出世願望がある | TOEIC800点を取ること |
③映画好き | 海外映画を字幕なしに楽しむこと |
それぞれ、デモグラは同じでも、求めている英会話の内容が違うわけです。
このように、明確で具体的な読者像を設定することで、その人のニーズに応えられます。
SEOを意識したブログを作る
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジンの最適化のことを言います。記事の内容が良くても、検索エンジンで上位表示されなければ、想定した読者に見てもらうことができません。想定読者に届けるためにも、このSEOを意識して記事を書くことが必要になってきます。
SEO対策で意識していかなければならないのが、キーワード選びです。
想定する読者は、自分が欲しい情報を得るために、どのようなキーワードで検索するのかを調査しましょう。読者の検索しそうなキーワードを記事に盛り込んでいくことで、読者の悩みを解決できる記事になり、上位表示につながるわけです。
キーワードの選び方を適当にしてしまうと、
- そもそも全く検索されない
- 競合に負けて、なかなか上位表示されない。
- 上位表示はできても、ターゲットとした読者に検索されず、アクセスに繋がらない
など、内容としては良いのに、誰にも見つけられない、評価されない記事になってしまいます。
読者にも、Googleにも、見つけてもらえるようなキーワードを盛り込んで、記事を作っていきましょう。
構成を考える
読者のニーズに応えた記事は、内容だけでなく、読みやすさも重要です。
記事構成とは、いわば、ブログの設計書。
設計図をきちんと書くことで、以下のようなメリットがあります。
・伝えるべきことを、正確に、洩れなく、伝えられる
・読者が読みやすい、流れの良い記事が書ける
・SEOを盛り込んだ記事が書ける
記事構成は、以下の5つの要素で成り立っています。
1.記事のタイトル
2.リード文
3.見出し
4.記事本文
5.まとめ
それぞれを簡単に説明します。
1.記事タイトル | タイトルは、構成の中でも特に重要です。想定読者が検索する時に、ヒットするタイトルにしなければなりません。タイトルによって、アクセス数は大きく変わってきます。 |
2.リード文 | リード文は、タイトルを見てブログに訪れた人が最初に目にする文章になります。 リード文は、本文に書かれている内容を要約したものとなり、記事を読み進めてもらうための重要な役割を持っています。 |
3.見出し | 見出しを付けるだけで、読みやすい記事になり、読者は記事の流れと内容が一目でわかります。読者にとってのわかりやすさは、Googleにとっても評価のポイントとなります。 |
4.記事本文 | 見出しに沿った内容を執筆していきます。 |
5.まとめ | 記事の大事なポイントをまとめ、読者にとって欲しい行動へ促します。 |
記事本文を書くには、PREP法をおすすめします。
<PREP法>
Point →結論
Reason →理由
Example →具体例
Point →要約、まとめ
構成を考えるのは、最初はとても難しく感じるかもしれませんが、経験を重ねることで要領を得て、自分の執筆スピートもあがり、質の高い記事を書けるようになっていきます。
ブログデザインを考える
読者ニーズに応える内容、読みやすい記事構成を考えたところで、次に工夫が必要となるのが、読者が読みやすいデザインです。
読みにくいデザインだと、内容を読む前に一目見て離脱されてしまうことになりかねません。
読者の立場に立った、読みやすいデザインを意識しましょう。
デザインのポイント
・パソコンでもスマホでも見やすいレイアウト
・色は4色程度、メインカラーを決める
・装飾はシンプルに
・統一感のあるデザイン
ブログを読みやすくするデザインのコツ
装飾の工夫 | ・見出しは装飾する ・箇条書きにする ・枠を使う ・読みやすい文字フォントを使う |
画像の工夫 | ・アイキャッチ画像は記事の内容に合わせたものを選ぶ ・適度に画像を入れる |
アイコンと吹き出しの工夫 | ・アイコンを使うことでブログを印象に残す ・アイコンを使った吹き出しを使うことで、読みやすくなる |
ブログ×SNSを活用する
検索上位に上がらない、なかなかアクセス数が増えない、ライバルサイトも多い。そんな、個人ブログのアクセスを伸ばすために、SNSの活用をオススメします。
SNS活用のメリットは以下のとおりです。
①SNSの1記事作成にかかる時間は、数十分程度のため、更新頻度が上がる
②更新頻度が上がり、多くの人と交流することでファンができる
③SNSの投稿にリンクを貼ることができ、ブログに誘導ができる。
④シェア機も機能により、拡散力があるため、そこからのブログ流入が期待できる。
⑤発信した記事の反応をチェックでき、ブログの記事作りに活かせる
ブログとSNSを連携させる場合には、ブログ専用のアカウントを作ります。
ブログと連携した内容を発信することによって、ブロガーであるあなたのファンを作りましょう。そうすれば、ブログで設定した想定読者のフォロワーを増やしていけますよ。
ブログはただ毎日更新すれば、アクセスが伸びるわけではありません。
ぜひこの記事を参考に、結果につながるブログ運営をしていきましょう。
ちなみに、アクセス数が集まるブログには「大手のサーバーを契約している」という共通点があります。ブログの表示スピードが速くなり、Googleにも評価されやすいといわれているからです。
そこで、これからブログを始める方は「表示速度に定評のあるエックスサーバー」がおすすめです。
最初はスタンダードプランで十分ですよ。ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてくださいね。
コメント